建設キャリア資格判定所資格を持っている人が、条件を選べているか

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制度上の立場

2級建築施工管理技士

A=配置・実施の要件として名指しされる

20業種で主任技術者になれる(建設業法)

※ 当サイト独自の判定。求人数・年収・資格手当は入れていません(物差しを見る)

判定は1つの軸だけで上下します。制度上、その資格で届く立場の高さと広さです。同じ判定でも、求人サービス上の件数は資格によって大きく違います。

S上位の配置・選任に就ける(監理技術者・専任の技術管理者など)

A配置・実施の要件として名指しされる

B単一の業種、または条件付き・補助の立場

C今回の一次資料では未判定

D配置・選任・登録の要件にはなっていない

大きい現場は1級から、と思っていませんか

2級建築施工管理技士が主任技術者として置ける工事に、金額の上限はありません。自分の種別(建築・躯体・仕上げ)で一覧に名前が載っている業種なら、下請はいくらの現場でも置けます。

監理技術者が要るのは、元請で下請契約の総額が5,000万円以上のときだけ。建築一式工事なら8,000万円です。

「1級を取ってから」と待っている間も、竣工ごとの現場異動と夜間工事は続きます。

2級のままで名前を出せる現場の範囲は、2025年2月に広がりました。

5,000万円

元請で下請契約の総額がこの額以上になると監理技術者が要る(建築一式は8,000万円)。下請側にこの線はなく、自分の種別で一覧に名前が載っている業種なら金額に関係なく主任技術者を置ける

リンク先は建設転職ナビ。2級建築施工管理技士で絞り込んだ検索結果が開きます。会員登録なしで、勤務地・転勤の有無・残業・想定年収まで読めます。応募や相談に進むときだけ、サービス側の登録が要ります。当サイトは求人を保有しておらず、紹介も取次ぎもしません。

2級建築のまま選べる求人条件を見る

転職するかどうかは、求人を見てから決めれば大丈夫です。

この数字が意味すること

この5,000万円は、工事の見た目の大きさではありません。元請が下請に出す契約の総額です。これ未満なら、元請でも監理技術者は要らず、主任技術者を置きます。2級建築施工管理技士は、その主任技術者になれる資格です(対象は、自分の種別で一覧に名前が載っている業種に限られます)。下請側、つまり内装や躯体などの専門工事会社なら、金額に関係なく置けます。「2級だから大きい現場に名前を出せない」が当てはまるのは、元請でこの線を超える工事だけです。

この線は2025年2月1日に上がりました。監理技術者が要る下請契約の総額は4,500万円から5,000万円へ、建築一式は7,000万円から8,000万円へ。現場に専任で張り付く義務が出る請負代金も、4,000万円から4,500万円(建築一式は8,000万円から9,000万円)に上がっています。数年前に「2級では無理」と聞いた話は、いまの線ではありません。

会社側の数え方も見ておきます。入札に出る会社は経営事項審査で技術職員を点数にします。1級技術者5点、監理技術者補佐4点、2級技術者2点、その他1点。1級の第二次検定まで行かなくても、第一次検定に受かって1級技士補になり、かつその業種で主任技術者の要件も満たしていれば、監理技術者補佐として4点で数えられます。

技士補になれば自動的に4点、ではありません。2級建築は種別で就ける業種が決まるので、種別に合わない業種(たとえば種別が仕上げの人の建築一式)ではこの要件を満たしません。待つ期間を短くする手はここにありますが、それで年収が上がる・評価が変わるとは言えません。

2級建築施工管理技士を持つ人が、先に知りたいこと

求人票の「2級建築施工管理技士」、仕上げでも通りますか

種別で変わります。国土交通省の一覧で、資格を取った時点で主任技術者になれるのは、種別が建築なら建築一式と解体の2業種、躯体なら大工・とび土工・タイル/れんが/ブロック・鋼構造物・鉄筋・解体の6業種、仕上げなら左官・石・屋根・板金・ガラス・塗装・防水・内装仕上など12業種です。ただし解体は、平成27年度までの合格者の場合、資格とは別に解体工事の実務経験1年以上か登録解体工事講習が要ります(一覧の注1)。

このほかにも一覧に名前が載る業種が種別ごとにあり(建築18業種・躯体14業種・仕上げ7業種)、そちらは枠内に「5」と書かれていて、取得後5年の実務経験が要ります。土木一式・電気・管・舗装・しゅんせつ・電気通信・造園・さく井は欄そのものが空で、この資格では対象外です(種別が建築・仕上げなら鋼構造物も空)。

2級のままだと、いくらの現場まで名前を出せますか

主任技術者に金額の上限はありません。自分の種別で一覧に名前が載っている業種なら、下請はいくらの工事でも置けます。監理技術者が要るのは、元請で下請契約の総額が5,000万円以上(建築一式は8,000万円以上)のときだけ。この線は2025年2月1日に上がったばかりです。ただし請負代金が4,500万円以上(建築一式は9,000万円以上)の工事は、主任技術者もその現場に専任となり、原則として他の現場との掛け持ちはできなくなります。

出典建設業法(昭和24年法律第100号)第26条/建設業法施行令(昭和31年政令第273号)第2条・第27条/国土交通省報道発表「建設業の各種金額要件や技術検定の受検手数料を見直します」建設業法施行令 第2条(法第三条第一項第二号の金額)と第27条第1項

会社は自分を何点として数えていますか

入札に出る会社は、経営事項審査で技術職員を点数にします。1級技術者5点、監理技術者補佐4点、2級技術者2点、その他1点。1級の第二次検定を待たなくても、第一次検定に受かって1級技士補になり、その業種で主任技術者の要件も満たしていれば、監理技術者補佐として4点で数えられます。技士補になれば自動的に4点、ではありません。2級建築は種別で就ける業種が決まるので、種別に合わない業種では要件を満たさないままです。

出典国土交通省 関東地方整備局「(補足)技術職員数(Z1)に係る改正(監理技術者補佐)について」/国土交通省 中央建設業審議会 資料3「経営事項審査の審査基準の改正について」1/7 冒頭と【対象者】①

1級を受けるとき、前の会社に実務経験を証明してもらうことになりますか

受検申請の実務経験は証明してもらう必要があります。令和6年度の受検資格の改正で、証明は原則として工事ごとに、その工事の請負者の代表者等または当該工事の監理技術者等が行う方式へ見直されました。受検の手引も、転職などで証明者が複数名にわたる場合はそれぞれ証明書を作成する必要がある、としています。

つまり前職で関わった工事のぶんは、前職側に頼むことになり得ます。虚偽の申請など出願に関する不正行為には、受検禁止の期間が定められています。辞める前に、関わった工事の名称・期間・立場を控えておくと安全です。

出典国土交通省「令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります」実務経験の証明方法

どこに行けば、見る現場が1つになりますか

同じ2級建築でも行き先で形が変わります。ハウスメーカー・建売は複数棟の掛け持ち、店舗やオフィスの内装改修は夜間と短工期、ゼネコン建築は1現場に常駐して工期が年単位になる現場が多い、という求人の書かれ方をします。配属は現場単位になるため、求人票の転勤欄が「なし」でも、竣工のたびに勤務地が変わることがあります。ここは面談で確かめる項目です。

判定の根拠となる法令・一次資料

以下は一次資料に基づく要点の要約です(原文は各カードの出典リンクから)。これらの資料が示す配置・登録の要件を、当サイトの基準に当てはめて判定しています。

20業種で主任技術者になれる
建築、大工、左官、とび・土工、石、屋根、タイル・れんが・ブロック、鉄筋、板金、ガラス、塗装、防水、内装仕上、機械器具設置、熱絶縁、建具、水道施設、消防施設、清掃施設、解体
出典国土交通省「建設業法における配置技術者となり得る国家資格等一覧」(2025年12月18日施行)PDF・別タブで開きますA4横・全3ページの表です。1ページ目の上に凡例があり、色の帯は「特定建設業の営業所専任技術者(又は監理技術者)となり得る国家資格」と「一般建設業の営業所専任技術者(又は主任技術者)となり得る国家資格」の2段、枠内の数字は「資格取得後、必要な当該業種の実務経験年数」です。左端の列で資格名(種別があるものは種別の行)を探し、その行を右へ見ます。業種名は上端に縦書きで並んでいます。
建築技術者の公表統計は月434.7千円
年間賞与1200千円。平均43.6歳・41,276人。産業計・男女計・企業規模計の平均。12か月分と賞与を足すと約642万円だが、これは統計が年収として公表している値ではなく当サイトの換算
出典厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)Web・別タブで開きますe-Statの統計表です。職種(小分類)の一覧から該当する職種の行を探します。建設の技術者は「建築技術者」「土木技術者」などの括りで、資格ごとの区分ではありません。

ここは言い切れません

判定の適用条件と、この資料だけでは言い切れない点です。

いま、このページでできること

このページでできるのは、制度の側を確かめることと、転職サービス「建設転職ナビ」へ移動するところまでです。求人を見るのはサービス側になりますが、そのとき見る項目を先に決めておくと早く済みます。①扱う工事が、自分の種別で主任技術者になれる業種か、②元請か下請か、③勤務地の範囲と、竣工したあとの異動の扱い、④残業と年間休日。

種別まで書かれていない求人票は多いので、そこは面談で確かめる項目として控えておけば大丈夫です。応募するかどうかは、条件を見てから決めれば十分です。

リンク先は建設転職ナビ。2級建築施工管理技士で絞り込んだ検索結果が開きます。会員登録なしで、勤務地・転勤の有無・残業・想定年収まで読めます。応募や相談に進むときだけ、サービス側の登録が要ります。当サイトは求人を保有しておらず、紹介も取次ぎもしません。

2級建築のまま選べる求人条件を見る

転職するかどうかは、求人を見てから決めれば大丈夫です。

資格を活かせる転職先の例

主任技術者の配置が必要な工事を持つ会社が候補になります。業種によっては資格取得後の実務経験が必要です。

動かない、と決める場合に

他の資格も持っているなら

同じ物差しで判定しています。持っている資格の数だけ、選べる条件は変わります。

B 1級建築施工管理技士補二次に受かるまで動けない? S 1級建築施工管理技士「4週8閉所」を自分の休みだ? A 2級建築士一級を待つのが安全だ?
他にも資格をお持ちなら、同じ物差しの判定を確認できます
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